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成人看護学(87)(性機能障害を持つ患者の看護) [成人看護学]

2)内診・性機能検査時の看護

・ 検査時は、目的と方法を十分説明し、プライバシーを十分保護して不安感や羞恥心を緩和します。

・ 内診の前には、下腹部の緊張をとるために排尿を促し、膀胱を空にしてもらいます。

・ 内診台に上がる時から声をかけ緊張を緩和します。

・ 内診台では、安全に截石位がとれるように誘導します。

・ 患者の羞恥心に配慮し、露出部分は最小限にし、腹部や下肢には掛け物をして保温します。

・ 内診中は口呼吸を促し腹部の緊張をとるようにします。

・ 膣内にガーゼなどが挿入された場合は、除去する時間と方法を指導します。

・ 検査によって入浴や性交を禁止する場合は、その旨を説明します。

3)子宮摘出術・乳房切除術時の精神的支援と性生活指導

性生活指導.png
 

4)精巣(睾丸)・前立腺摘出術時の精神的支援と性生活指導

・ 精巣・前立腺摘出術の場合、勃起に関与する神経・血管の損傷をきたし術後性機能障害を招くことが多くなります。

・ 配偶者に対しては、手術により性機能を喪失する可能性と、その結果患者が男性としての自信や威厳まで消失する可能性があることを説明し、それを支えるのは配偶者であることを話して協力を依頼します。

[設問] 婦人科の内診時の看護について、正しいものを一つ選べ。

イ 内診の前には、排尿を促し、膀胱を空にしてもらう。

ロ 内診台では、安全に側臥位がとれるように誘導する。

ハ 内診中は、口呼吸は避けてもらい、腹部の緊張をとる。

ニ 内診時には、腹部や下肢に掛け物はしない。

                            正解 (


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