精神看護(12)(精神看護の基本概念) [精神看護学]
(2)学童期における発達危機
(3)思春期・青年期における発達危機
・ 初期成人期の発達課題は、「親密さ」 が 「孤立」 を上回ることです。
・ 「親密さ」とは、自我同一性がそれなりに獲得された後で、自分を失う心配なしに、自分のアイデンテイテイと他者のアイデンテイテイを融合させる能力のことをいいます。
・ 人間関係を親密につくることができないと、初期成人期における発達危機が現れ、うわべだけの人間関係しかもてず「孤立」 感が感じざるを得なくなります。
[設問] 学童期には、忍耐や勤勉を基盤に、ものごとを達成して喜びを得る時期なのだが、それに失敗して生じるものは、次のどれか?
イ 優越感 ロ 劣等感 ハ 不安 ニ 恐怖心
正解 (ロ)
[設問] 初期成人期に発達危機としておこるものは、次のどれか?
イ 劣等感 ロ 恐怖心 ハ 孤立感 ニ 疲労感
正解 (ハ)
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