精神看護(43)(精神医療看護の歴史と人権・倫理) [精神看護学]
3)リスクマネジメント
(1)自殺・自殺企図
・ 自殺や自殺企図を防ぐには、指示された精神安定剤を投与し、薬物の効果および副作用を観察し、ゆっくり休めるような環境づくりをします。
・ 自殺企図のあった患者は、特に再度の自殺の危険性が高いので、患者と関わる中で希死念慮の有無を把握し、自殺を未然に防ぐ必要があります。
・ 自殺はその患者だけの問題に終わらず、他者への影響も大きく、短期間に新たな自殺企図を誘発しますので、注意が必要です。
・ 自殺企図があった場合、気道を確保し、窒息防止をただちに行います。
[設問] 自殺企図が最も多い疾患は次のどれか?
イ そう状態 ロ うつ状態 ハ てんかん ニ 不安神経症 ホ 認知症
正解 (ロ)
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