過去問を考えてみよう(272) [過去問解析]
272 間欠性歩行が出現するのはどれか。 (2014年午前出題)
1. 動脈塞栓症(arterial embolism)
2. 血栓性静脈炎(thrombophlebitis)
3. 深部静脈血栓症(deep vein thrombosis)
4. 閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans)
正解 (4)
[解説] 間欠性跛行を起こす疾患として有名なのは、腰部脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症でしょう。 よって正解は4となります。
[補足] 歩くと、下肢に痛みやしびれや冷感を生じ、休むと症状が軽くなる……こういった症状を間欠性跛行と呼びます。
[類題] ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-03-27
次の設問に挑戦してください。
[設問] 閉塞性動脈硬化症でみられる特徴的な症状または所見はどれか。
イ. 下肢静脈瘤
ロ. 足背動脈拍動の消失
ハ. 下肢の浮腫
ニ. 下肢高血圧
正解 (ロ)
コメント 0