過去問を考えてみよう（301）

301　小児の睡眠の特徴で正しいのはどれか。　　（201４年午前出題）

　１．　新生児の全睡眠におけるレム睡眠の割合は約50％である。

　２．　乳児の睡眠は単相性である。

　３．　成長に伴いレム睡眠が増加する。

　４．　10歳ころから成人と同じ睡眠覚醒リズムになる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（１）

[解説]　乳児の睡眠は何度も眠る多相性なので２は×。　新生児のレム睡眠は約50％と言われ、その後成長に伴い減少するので３も×。　成人と同じような睡眠覚醒リズムになるのは4，5歳ころなので４も×。　でよって正解は1となります。　

［補足１］　レム睡眠の割合は、成人では薬２０％を占めるとされますが、新生児では５０％で、成長とともに減少していきます。

次の設問に挑戦してください。

［設問］　睡眠におけるレム睡眠が最も少ないのはどの時期か。

イ．　新生児

ロ．　幼児

ハ．　思春期

ニ．　成人　

ホ．　老年

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（ホ）

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