SSブログ

過去問を考えてみよう(322) [過去問解析]

322 血圧を上げる作用を持つのはどれか。 2つ選べ。 (2014年午前出題)

 1. レニン

 2. インスリン

 3. カルシトニン

 4. ソマトスタチン

  5. ノルアドレナリン

                      正解 (1、5)

[解説] インスリンは血糖を下げる、カルシトニンはカルシウムの骨への沈着を促進する、ソマトスタチンは成長ホルモンの分泌抑制、インスリンやグルカゴンの産生と分泌の抑制するもので、2、3、4は×。 正解は1、5となります。

[補足1] レニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌され、アンジオテンシンIを活性化し、アンジオテンシンIIに変化させます。 アンジオテンシンIIは、血圧上昇作用を持ち、さらにアルドステロンの分泌を促進して腎臓におけるナトリウムの再吸収を促進し、それによっても血圧を上昇させることになります。

[参考] 人体の構造と機能 第59回(泌尿器系の構造と機能) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-03-16

[参考] 人体の構造と機能 第73回(内分泌系の構造と機能) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-03-20-1

次の設問に挑戦してください。

[設問] レニンを分泌する臓器はどれか。

イ. 腎臓

ロ. 肝臓

ハ. 脾臓

ニ. 膵臓

                      正解 (


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました