過去問を考えてみよう(434) [過去問解析]
434. 在宅酸素療法(1l/分 24時間)を行っている療養者の居住地域で2週間後に日中3時間の停電が予定されている。 停電への対応で最も適切なのはどれか。 (2014年午後出題)
1. 事前の呼吸訓練
2. 医療機関への入院
3. 自家発電器の購入
4. 携帯用酸素ボンベの準備
正解 (4)
[解説] 3時間も酸素吸入を止めるのは危険大で1は×。 他の方法がないのならともかく、3時間だけの酸素吸入のために入院は非現実的で2も×。 経済的に負担の多い自家発電器を、今回だけのために購入させるのは?……3も×。 正解は4。
[参考] 在宅看護論(14)(在宅における医療管理を必要とする人と看護) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08
次の設問に挑戦してください。
[設問] 在宅酸素療法が適応となるのは、空気吸入下で安静時のPaO2がいくつ以下のときか。
イ. 45 Torr以下
ロ. 55 Torr以下
ハ. 65 Torr以下
ニ. 75 Torr以下
正解 (ロ)
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