過去問を考えてみよう(631) [過去問解析]
631. 前立腺癌(prostate cancer)について正しいのはどれか。 (2012年午後出題)
1. 骨への転移は稀である。
2. 血清PSAが上昇する。
3. 内分泌療法は無効である。
4. α交感神経遮断薬が有効である。
正解 (2)
[解説] 骨への転移が多いので1は×。 内分泌療法も有効なので3も×。 α交感神経遮断薬が有効なのは前立腺肥大症なので4も×。 で、正解は2。
[補足] 前立腺癌の治療法には、手術、放射線療法、ホルモン療法などがあります。
[参考] 疾病の成り立ちと回復の促進 第54回(薬剤) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-05-09
[関連問題] ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-01-18
次の設問に挑戦してください。
[設問] 前立腺癌に特異性の高い腫瘍マーカーはどれか。
イ. PSA
ロ. CA19-9
ハ. CA50
ニ. KMO-1
正解 (イ)
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