過去問を考えてみよう(684) [過去問解析]
684.終末期の癌患者の在宅ケアで正しいのはどれか。 2つ選べ。 (2012年午後出題)
1. 家族の悲嘆のケアも含まれる。
2. 訪問看護は介護保険の適用である。
3. 夜間・休日を含めた連絡体制を整える。
4. ADLが自立している患者は対象とならない。
5. 主治医は在宅療養支援診療所の医師に限られる。
正解 (1、3)
[解説] 消去法で行けば、ターミナルの患者の訪問看護は医療保険の対象となるので2は×。 ADLのよしあしは関係がなく4も×。 主治医は在宅療養支援診療所の医師とは限らず5も×。 で、 正解は1、3。
[補足] 訪問看護は、慢性期の安定した状態にある患者の場合は介護保険で、末期の癌患者など厚生労働大臣が定める疾病患者、急性増悪した患者の場合は医療保険の対象となります。
[関連問題] ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-03-04
次の設問に挑戦してください。
[設問] 医療保険による訪問看護の対象となるのはどれか。 二つ選べ。
イ. 多発性硬化症
ロ. 狭心症
ハ. 筋萎縮性側索硬化症
ニ. 悪性貧血
ホ. 片頭痛
正解 (イ、ハ)
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