過去問を考えてみよう(826) [過去問解析]
826. その後、Aさんの妊娠経過は順調で、妊娠37週0日の午後1時から帝王切開術が予定された。 手術前日の対応で最も適切なのはどれか。 (2015年午前出題)
1. 浣腸を実施する。
2. 夕食を禁食とする。
3. 輸血の準備を確認する。
4. 下肢に間欠的空気圧迫装置を使用する。
正解 (3)
[解説] 浣腸は陣痛を誘発するので手術前日にはダメで1は×。 夕食は食べてよいので2も×。 間欠的空気圧迫装置の使用は術後なので4も×。 で、正解は3。
[補足] 間欠的空気圧迫法は、弾性ストッキングとともに静脈血栓症を予防する物理的方法の1つで、周産期の患者に対して実施されることが増えています。
[関連問題] ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-06-22
次の設問に挑戦してください。
[設問] 前置胎盤の診断に一般的に最も使われるのはどれか。
イ. CT
ロ. MRI
ハ. 内診
ニ. 経膣超音波検査
正解 (ニ)
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