過去問を考えてみよう(1017) [過去問解析]
1017. 介護保険被保険者で介護保険による訪問看護が提供されるのはどれか。
1.脳血管疾患
2.末期の結腸癌
3.脊髄小脳変性症
4.進行性筋ジストロフィー
正解(1)
[解説]末期の結腸癌、脊髄小脳変性症、進行性筋ジストロフィーはいずれも厚生労働大臣が定める疾病に該当し、医療保険による訪問看護を利用することになるので、2,3,4は×。正解は1。
[補足] 医療保険による訪問看護の対象となるのは、「末期の悪性腫瘍」「多発性硬化症」「重症筋無力症」「スモン」「筋萎縮性側索硬化症」「脊髄小脳変性症」「ハンチントン病」「進行性筋ジストロフィー」「パーキンソン病関連疾患」「多系統萎縮症」「プリオン病」「亜急性硬化性全脳炎」「ライソゾーム病」「副腎白質ジストロフィー」「脊髄性筋萎縮症」「球脊髄性筋萎縮症」「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」「後天性免疫不全症候群」「頚髄損傷」「人工呼吸器を使用している状態」です。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 訪問看護を介護保険で利用する場合、サービス利用額の自己負担の割合は原則どれだけか。
イ. 5%
ロ.10%
ハ.15%
二.20% 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「平成17年」でした。
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