過去問を考えてみよう(1148) [過去問解析]
1148.触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
1.血圧計は患者の心臓の高さに置く。
2.マンシェットの幅は上腕全体を覆うサイズを選ぶ。
3.150mmHgまで加圧して減圧を開始する。
4.加圧後に1拍動当たり2~4mmHgずつ減圧する。
5.減圧開始後に初めて脈が蝕知されたときの値を拡張期血圧とする。
正解(4)
[解説]心臓の高さに置くのはマンシェット、上腕全体は大きすぎ、血圧は150mmHgより高い人もいる、減圧開始後最初の脈蝕知は収縮期血圧で、1,2,3,5は×。正解は4。
[補足]マンシェットの幅は、成人用の場合、14cmくらいです。小児用ではそれより狭く、三か月未満の乳幼児では3cmくらいとなります。
次の設問に挑戦してください。
[設問]一般に言うバイタルサインには、4項目あり、心拍数、呼吸数、血圧。もう一つはどれか。
イ.体温
ロ.瞳孔の大きさ
ハ.体動
ニ.発汗 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「1,500kcal」でした。
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