過去問を考えてみよう(1152) [過去問解析]
1152.乳児の髄膜炎などを抑制するため、平成25年(2013年)に定期接種に導入されたのはどれか。
1.日本脳炎ワクチン
2.ロタウイルスワクチン
3.インフルエンザワクチン
4.麻しん風しん混合ワクチン
5.Hib(Haemophilus infuluenzae type b)ワクチン
正解(5)
[解説]平成25年に乳児の髄膜炎などを予防するために定期接種に導入されたのは、Hibワクチンです。正解は5。
[補足]乳幼児の細菌性髄膜炎の起炎菌として、よく知られているのはHibと肺炎球菌です。Hib髄膜炎は重篤で、約5%の死亡率があり、命は取り留めても25%くらいの患者で、重い後遺症を残します。
次の設問に挑戦してください。
[設問]細菌性髄膜炎の原因としてインフルエンザ菌(HiB)が最も多いのはどの群か。
イ.新生児
ロ.生後3か月以降の乳幼児
ハ.成人
ニ.高齢者 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「心停止」でした。
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