過去問を考えてみよう(1164) [過去問解析]
1164.車椅子で日常生活を送る在宅療養者の住宅改修で適切なのはどれか。2つ選べ。
1.床を畳に変える。
2.玄関を引き戸にする。
3.廊下と部屋との段差をなくす。
4.トイレに和式便器を設置する。
5.廊下の幅は車椅子の幅と同じにする。
正解(2,3)
[解説]畳では車椅子は使いにくいし、和式便器は最悪の選択、廊下の幅が車椅子の幅と同じでは通れないし、1,4,5は×。正解は2と3。
[補足]車椅子使用であれば、廊下は通れる幅と回転できる空間が必要です。回転できる空間はトイレ内にも必要となります。床はフローリングやクッションフロアーであれば、車椅子操作がしやすいとされます。
次の設問に挑戦してください。
[設問]歩行時に手振りが減少し、歩幅の狭い小刻み歩行となるのはどれか。
イ.筋萎縮性側索硬化症
ロ.重症筋無力症
ハ.パーキンソン病
ニ.脊髄小脳変性症 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、 ホの「慢性糸球体腎炎」でした。
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