過去問を考えてみよう(1190) [過去問解析]
1190.Aさんは1週前から排便がなく、センノシドを毎日就眠前に継続して内服している。訪問看護師が観察すると左腹部に便塊を触れ、腸蠕動音は微弱であった。Aさんは、2日間排便がないときはピコスルファートナトリウム水和物を適宜内服するよう医師に言われているが、以前に内服して下痢になったため内服していないと話す。
看護師のAさんへの提案で適切なのはどれか。
1.「もう少し様子をみましょう」
2.「下剤は2種類とも飲みましょう」
3.「便意を感じたらトイレに座りましょう」
4.「浣腸をしてもよいか医師に確認しましょう」
正解(4)
[解説]左腹部に便塊が触れ、腸蠕動音は微弱であれば、医師の指示とは違う服用法でピコスルファートナトリウムを使うのではなく、医師に相談して浣腸をすべきかと。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]一般的に浣腸に最も使われるのはどれか。
イ.食塩水
ロ.石けん水
ハ.グリセリン
ニ.ぬるま湯 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「頸髄」でした。
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