過去問を考えてみよう(1250) [過去問解析]
1250.加齢による咀嚼・嚥下障害の特徴で正しいのはどれか。
1.咳嗽反射が低下する。
2.口腔内の残渣物が減る。
3.唾液の粘稠度が低下する。
4.食道入口部の開大が円滑になる。
正解(1)
[解説]加齢に伴い、口腔内の残渣物は増え、粘稠度は高くなり、食道入口部の開大は円滑でなくなるので、2,3,4は×。正解は1。
[補足]高齢者では、耳下腺から分泌される漿液性の唾液が減少し、そのため唾液のムチン含有量が相対的に増加し、粘稠度が高くなるとされています。
次の設問に挑戦してください。
[設問]唾液中に含まれ、でんぷんをマルトースに分解するのはどれか。
イ.アミラーゼ
ロ.リパーゼ
ハ.マルターゼ
二.トリプシン 正解は次回に!!
前回の設問に正解は、二の「メラトニン」でした。
2017-09-17 08:24
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