過去問を考えてみよう(1263) [過去問解析]
1263.Aさん(65歳、女性)は、夫と実父との3人暮らしである。脊柱管狭窄症の術後、地域包括ケア病棟に入院中である。退院後は自宅に戻り室内で車椅子を利用する予定である。Aさんの障害高齢者の日常生活自立度判定基準はB-1である。
看護師による家族への指導で最も適切なのはどれか。
1.家族の生活習慣を中心に屋内環境を整備する。
2.夜間の車椅子によるトイレへの移動は制限する。
3.退院後の生活の課題に応じて福祉用具を選定する。
4.ベッドから車椅子への移動介助にリフトの導入を勧める。
正解(3)
[解説]屋内環境の整備は患者本人の生活習慣を中心にすべきで1は×。夜間でも車椅子によるトイレへの移動は制限するべきでなく、2も×。リフトは必要とは思えず、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]間欠性歩行をきたすことのある疾患はどれか。二つ選べ。
イ.変形性股関節症
ロ.腰部脊柱管狭窄症
ハ.変形性膝関節症
二.閉塞性動脈硬化症
ホ.偽痛風 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「水分摂取不足」でした。
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