過去問を考えてみよう(1351) [過去問解析]
1351. 脳出血の後遺症で左片麻痺と嚥下障害のある患者の家族に、食事介助の指導を行なうときの説明で適切なのはどれか。
1.「食材にこんにゃくを入れると良いですよ」
2.「体を起こしたら、左の脇の下をクッションで支えましょう」
3.「口の左側に食べ物を入れるようにしましょう」
4.「飲み込むときに咳が出なければ誤嚥の心配はありません」
正解(2)
[解説]こんにゃくを食材に入れると食塊としてまとまりにくく1は×。食べ物は右側に入れるのがよく、3も×。咳が出なくても誤嚥の心配は残るので、4も×。正解は2。
次の設問の挑戦してください。
[設問]右大脳に広範に起きた脳血管障害で、みられることが多いのはどれか。
イ.右片麻痺
ロ.運動性失語
ハ.半側空間無視
二.運動失調 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「マギール鉗子」でした。
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