過去問を考えてみよう(1475) [過去問解析]
1475.老年期の心理社会的葛藤を「統合」対「絶望」と表現した人物はどれか。
1.ペック.R.C.
2.バトラー.R.N.
3.エリクソン.E.H.
4.ハヴィガースト.R.J.
正解(3)
[解説]老年期の心理社会的葛藤を「統合」対「絶望」としたのは、発達心理学者エリクソンです。正解は3。
[補足]エリクソンは、ライフサイクル理論において、人の発達を、8つの発達段階と発達課題・危機に分類しています。ペックは、老年期をさらに3つの段階に分けて表現しています。また、ハヴィガーストは、老年期の発達課題を6段階で表現しています。一方、米国の老年学の権威であるバトラーは、プロダクティブエイジングといって、高齢者に自立を求め、さまざまな生産的なものに寄与するために、積極的な社会参加が必要だという考え方を提唱しています。
次の設問に挑戦してください。
[設問]後期高齢者医療制度における「後期高齢者」とはどれをいうか。
イ.65歳以上
ロ.70歳以上
ハ.75歳以上
ニ.80歳以上 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハとニの「第4・5腰椎間」と「第5腰椎・仙椎間」でした。
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