過去問を考えてみよう(1537) [過去問解析]
1537. 1か月後、Aさんと一緒に外来を訪れた長女は「今までインスリンの治療は母に任せてきましたが、母は眼が見えにくく、インスリンの量が多い日があったようです。母が自己注射を続けられるように、私も手伝えればと思います」と外来看護師に話した。外来受診時、Aさんに末梢神経障害の症状は認められず、手指の動きに問題はなかった。
Aさんがインスリン自己注射を行う上で、外来看護師が行う長女への助言で適切なのはどれか。
1.「インスリンの量は娘さんが一緒に確認しましょう」
2.「血糖測定は娘さんが代わりに行いましょう」
3.「注射の針はつけたままにしましょう」
4.「注射の部位は上腕を選びましょう」
正解(1)
[解説]血糖測定は娘さんも一緒に確認するのがよいのでは、2は×。針は使用後速やかに廃棄するので、3も×。注射部位は上腕部よりやりやすい部位があり、4も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]インスリン自己注射で、注射しやすい部位はどこか。2つ選べ。
イ.上腕部
ロ.前腕部
ハ.臀部
ニ.大腿部
ホ.腹壁 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「発汗」でした。
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