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過去問を考えてみよう(1652) [過去問解析]

1652. さらに2週が経過し、Aさんは鎮咳薬の服用をやめる意思を強く固め、今後の依存症の治療について真剣に考えるようになった。Aさんの父親はAさんが幼少のころ死亡しており、Aさんは母親と2人で暮らしていた。母親は週2回面会に来て、Aさんに対して小さな子どもに接するように世話をしていた。担当看護師が母親と今後のことについて話すと、母親は「私が何とかします。私しかこの子の力になってあげられないのです。本当はもっとAにしっかりして欲しい。でも、そう言うとAは怒ってしまいます」と話した。

 担当看護師の母親への声かけで適切なのはどれか。

1.「親戚で頼りになる方はいませんか」

2.「なるべく怒らせないようにすることが大切です」

3.「お母さんは今までどおりの関わりで良いですよ」

4.「Aさんが自分で自分のことをできるようにサポートしていきましょう」

                         正解(4

[解説]だれかに頼っても問題解決にはならず、1は×。怒らせないようにすることで、問題は解決せず、2も×。今までどおりでは、これも問題解決にはならず、3も×。正解は4


 次の設問に挑戦してください。

[設問]うつ病の認知療法の創始者として知られる精神科医はだれか。

イ.ドナルド・マイケンバウム

ロ.アルバート・エリス

ハ.アーロン・ベック

二.マーティン・セルグマン         正解は次回に!!


  前回の設問の正解は、の「アドヒアランス」でした。


  

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