過去問を考えてみよう(1654) [過去問解析]
1654. Aさんは、食事の時間以外は他の患者との接触を避け、病室で1人で過ごしている。両親は共働きで、毎日面会に来ることはできない。Aさんは自宅に面会の催促の電話をかけては母親と口論している。Aさんとの関わりに心身ともに疲れ果てた母親が、看護師に相談してきた。
母親への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1.父親と交代で毎日面会に来るよう勧める。
2.Aさんからの自宅への連絡を制限することを約束する。
3.Aさんの代わりに看護師がAさんの苦悩を母親に伝える。
4.Aさんと母親との話し合いに看護師が同席することを提案する。
正解(4)
[解説]1は疲れ果てた母親には無理な相談と思われ、×。制限をかけるのは不適切であり、実現するとも限らず、2も×。看護師の口からAさんの苦悩を伝えるのも適切とは思われず、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]強迫性障害の発症に関係するとされるのは、次のどの神経伝達物質の働きの低下か。
イ.ドパミン
ロ.セロトニン
ハ.アセチルコリン
二.グルタミン酸 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~ニのすべて」でした。
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