過去問を考えてみよう(1657) [過去問解析]
1657. Aさんと夫は、2週後に日誌を持って受診した。レボドパ〈L-dopa〉の処方が1日4回に増量されることになり、病状管理と療養指導のためAさんは週1回の訪問看護を利用することになった。薬剤が増量されてから1週が経過し、足がすくむことが少なくなった。Aさんから「足がすくむようになってから浴槽に入るのをやめていたけれど、入浴しても大丈夫でしょうか」と訪問看護師に相談があった。
Aさんに指導する内容で最も適切なのはどれか。
1.「レボドパが効いている時間に入浴しましょう」
2.「通所介護の入浴を利用しましょう」
3.「訪問入浴介護を利用しましょう」
4.「シャワー浴にしましょう」
正解(1)
[解説]薬剤の効果のみられる時間帯に入浴すべきで、通所介護の入浴ではタイミングが合うか不明で、2は×。訪問入浴介護はまだ必要ないので、3も×。シャワー浴ではAさんに不満が残りそうで、4も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]パーキンソン病の4大症状でないのはどれか。
イ.複視
ロ.安静時振戦
ハ.筋強剛
二.無動・寡動
ホ.姿勢反射障害 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「ドパミン」でした。
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