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過去問を考えてみよう(1883) [過去問解析]

1883. 気管支喘息による発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に、退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。

 看護師がAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。

1.「咳が出なくても体育の授業は見学しましょう」

2.「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」

3.「咳が出なくなったら薬はやめましょう」

4.「部屋の空気の入れ替えはやめましょう」

                  正解(

[解説」症状がなければ、運動も徐々にするべきなので、1は×。症状はなくても薬剤は継続すべきで、3も×。換気は必要なので、4も×。正解は2


 次の設問に挑戦してください。

[設問]一般に、小児気管支喘息の長期管理における薬物療法の基本治療薬となるのはどれか。

イ.SABA(短時間作用性吸入β₂刺激薬)

ロ.LABA(長時間作用性吸入β₂刺激薬)

ハ.経口ステロイド薬

ニ.ICS(吸入ステロイド薬)         正解は次回に!!


 前回の設問の正解は、の「96%以上」でした。

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