過去問を考えてみよう(1984) [過去問解析]
1984. 急性膵炎で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.成因はアルコール性より胆石性が多い。
2.重症度判定には造影CTが重要である。
3.血中アミラーゼ値が低下する。
4.鎮痛薬の投与は禁忌である。
5.初発症状は上腹部痛である。
正解(2,5)
[解説]成因としては飲酒が最も多く、血中アミラーゼ値は上昇し、消炎鎮痛薬は投与されるので、1,3,4は×。正解は2と5。
次の設問に挑戦してください。
[設問]急性膵炎について正しいものを選べ。
イ.原因として最も多いのがアルコール性で、次いで胆石性である。
ロ.痛みが腹部全体に広がることはない。
ハ.食事は普通にとって差支えない。
ニ.脂肪食摂取には予防効果がみられる。 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イとロの「飲酒」と「喫煙」でした。
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