過去問を考えてみよう(2003) [過去問解析]
2003. 入院後、インスリンの持続点滴静脈内注射が開始された。入院後3日に血糖値が安定し、インスリンの持続点滴静脈内注射が中止された。ペン型注射器によるインスリン療法が開始され、看護師は母親とA君に自己血糖測定とインスリン自己注射について説明した。A君は「自分で注射するなんてできない」と言ってインスリン自己注射の練習が進まない。A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1.インスリン自己注射の必要性を繰り返し説明する。
2.A君が納得するまで母親にインスリン注射をしてもらう。
3.インスリン自己注射ができるようになったら退院できると話す。
4.インスリン自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。
正解(4)
[解説]必要性を繰り返し説明しても、納得はしても気持ちは変わるようにはおもえず、1は×。納得するまでとの約束で母親に代理をやってもらっては、だらだらとそれが続きそうで、2は×。3は脅しのようで、×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]膵臓のインスリン分泌細胞はどれか。
イ.α細胞
ロ.β細胞
ハ.δ細胞
ニ.PP細胞 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~ニのすべて」でした。
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