過去問を考えてみよう(2094) [過去問解析]
2094. Aさん(55歳、女性)は、1人暮らし。Aさんには視覚障害があり、光と輪郭がぼんやりわかる程度である。食事の準備や室内の移動は自立している。震度6の地震が発生した。Aさんは、避難所に指定されたバリアフリーの公民館に近所のBさんと避難した。公民館には複数の部屋がある。避難所の開設初日に医療救護班として看護師が派遣された。
避難所生活を開始するAさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
1.BさんをAさんの介助者とする。
2.Aさんの肩に触れてから声をかける。
3.Aさんにはトイレに近い部屋を割りあてる。
4.移動するときはAさんの手を引っ張って誘導する。
正解(3)
[解説]近所の方ということで、Bさんを介助者とするのは問題であり、1は×。身体に触れる前に声かけをすべきであり、2も×。室内移動は自立してあるので、手を引っ張って誘導する必要はないと思われ、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]視覚障害の程度は、行政の分類としては、1級から何級まであるか。
イ.3級
ロ.4級
ハ.5級
ニ.6級 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「5年」でした。
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