過去問を考えてみよう(2135) [過去問解析]
2135. インスリン治療開始後3年、Aさんは妻の付き添いで散歩を取り入れ運動療法にも取り組んでいたが、靴ずれが悪化し右第5趾に潰瘍ができた。そこで要介護1の認定を受けて訪問看護が週2回導入され、フットケアの指導が行われることになった。
訪問看護師が行う妻への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
1.絆創膏は足趾全体を覆うように貼る。
2.浸出液の臭いの変化に注意する。
3.泡立てた石けんで足を洗う。
4.足浴には42℃の湯を使う。
5.大きいサイズの靴を履く。
正解(2,3)
[解説]足趾全体を絆創膏が覆うと、観察しにくく、血液循環を阻害する可能性もあり、1は×。足浴には42℃は湯温高すぎで、4も×。大きいサイズの靴もくつずれの原因となるので、5も×。正解は2と3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]糖尿病の三大合併症と言われるのは次のどれか。
イ.網膜症・腎症・神経障害
ロ.脳卒中・腎症・狭心症
ハ.網膜症・心筋梗塞・脳卒中
ニ.認知症・腎症・狭心症 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「β細胞」でした。
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