過去問を考えてみよう(2224) [過去問解析]
2224. Aさん(80歳、男性)は、1人暮らし。高血圧症で内服治療をしているが健康状態や認知機能に問題はなく、日常生活動作〈ADL〉は自立している。毎朝30分の散歩と買い物を日課とし、週1回は老人クラブでゲートボールをしている。Aさんは受診の際に看護師に「最近、昼食後に居眠りをしてしまう。今は大丈夫だが、このままだと夜眠れなくなるのではないか」と話した。
Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
1.昼食後にも散歩を促す。
2.主治医に相談するよう勧める。
3.老人クラブの参加回数を増やすよう勧める。
4.30分程度までの昼寝は夜の睡眠に影響はないと伝える。
正解(4)
[解説]昼寝は30分程度までであれば、脳が活性化し、夜間睡眠には影響ないと言われています。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]地中海地方において、昼食後に一休みする習慣があり、健康増進に効果があるとされているが、それは何と呼ばれるか。
イ.カタレプシー
ロ.シエスタ
ハ.ナルコレプシー
ニ.カタトニア 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「海馬」でした。