過去問を考えてみよう(2364) [過去問解析]
2364.仙骨部に皮下組織に達する褥瘡がある患者が入院となった。患者は車椅子の利用を主治医に許可されている。
この患者に対する多職種で行う褥瘡ケアにおいて、受け持ち看護師が担う役割で適切なのはどれか。
1.薬剤師に外用薬の処方を依頼する。
2.事務職員に汚染ガーゼの廃棄を依頼する。
3.介護職員にドレッシング材の選択を依頼する。
4.理学療法士と車椅子乗車時の除圧方法を検討する。
正解(4)
[解説]外用薬の依頼は、主治医にすべきで、1は×。汚染ガーゼの廃棄には事務職員は関与せず、2も×。介護職員にドレッシング材の選択は依頼するはずはなく、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]仰臥位で最も褥瘡が発生しやすいのはどこか。
イ.仙骨部
ロ.後頭部
ハ.尾骨部
ニ.踵 正解は次回!!
前回の設問の正解は、ニの「司法書士」でした。