過去問を考えてみよう(2559) [過去問解析]
2559. 若年者よりも高齢者が熱中症を起こしやすい理由はどれか。
1.熱産生量の増加
2.熱放散量の増加
3.自律性体温調節反応の低下
4.視床下部の体温調節中枢のセットポイントの低下
正解(3)
[解説]高齢者では熱産生量は低下するので、1は×。熱放散量が増加すれば熱中症になりにくいはずなので、2も×。体温調節中枢のセットポイントが低下すれば、生体には体温を下げるように反応が起きるはずで、それは熱中症の原因とはならず、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]視床下部は間脳に属するが、その他、間脳にあるのはどれか。
イ.松果体
ロ.海馬
ハ.偏桃体
ニ.被殻 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~ニのすべて」でした。