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成人看護学(60)(感覚機能障害を持つ患者の看護) [成人看護学]

(6)聴覚障害者の看護

・ 聴覚障害者の看護としては、コミュニケーションの工夫と配慮を行います。

聴覚障害.png

・ 個人のペースに応じた心身の安楽を促します。

・ 聴こえないことで心理的苦痛に対する心理的支援を行うことが大切です。

・ 障害の程度に応じた社会資源についての情報を伝え説明し、活用を促します。

(7)平衡感覚障害の事故防止

・ 平衡障害の症状は、起床時や歩行時といった運動時に出現し、転倒や転落などの事故をおこす可能性があります。

・ 援助としては、ゆっくり動作を行うよう促し、見守り、環境調整を行います。

[設問] 聴覚障害者の看護の説明で正しいものを一つ選べ。

イ 視覚的刺激装置は事故防止につながることはない。

ロ 補聴器の使用は患者のプライドを傷つけるので、積極的には勧めないようにする。

ハ 聴こえないことで心理的苦痛がおこるので、心理的支援も必要である。

ニ 聴覚障害では、社会資源についての情報を伝えても、活用は難しい。

                                  正解 (


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