過去問を考えてみよう(1685) [過去問解析]
1685. 感染を伴わない創傷の治癒を促進させる方法で適切なのはどれか。
1.乾燥
2.消毒
3.洗浄
4.ガーゼ保護
正解(3)
[解説]創傷面を乾燥させると創傷治癒は停滞、感染がないのに消毒は必要なく、却って創傷面にダメージを与えることになり、ガーゼ保護は創傷面の乾燥につながり……1,2,4は×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]感染・壊死組織を除去し、創を清浄化することで他の組織への影響を防ぐ外科処置のことを、何と言うか。
イ.デブリードマン
ロ.インプラント
ハ.テーピング
ニ.アブレーション 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「肘正中皮静脈」でした。
過去問を考えてみよう(1684) [過去問解析]
1684. 成人の採血検査で最も用いられるのはどれか。
1.外頸静脈
2.大腿静脈
3.大伏在静脈
4.肘正中皮静脈
正解(4)
[解説]採血は通常肘正中静脈から行われます。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]中心静脈路として用いられないのはどれか。
イ.大腿静脈
ロ.内頸静脈
ハ.鎖骨下静脈
ニ.肘正中皮静脈 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「血液が明らかに付いていない手袋」でした。
過去問を考えてみよう(1683) [過去問解析]
1683. 黄色のバイオハザードマークが表示された感染性廃棄物の廃棄容器に入れるのはどれか。
1.病理廃棄物
2.使用済み手袋
3.使用済み注射針
4.血液が付着したガーゼ
正解(3)
[解説」厚労省の推奨するバイオハザードマークには3色あり、赤が「血液など液状、泥状のもの」、黄色が「注射針、メスなど鋭利なもの」、橙色が「血液が付着したガーゼなど固形状のもの」となっています。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]感染性廃棄物ではないのはどれか。
イ.手術室で治療や検査に使われた器材
ロ.使用済みの輸血セット
ハ.血液が明らかに付いていない手袋
ニ.胃腸炎患者の紙おむつ 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「夏」でした。
過去問を考えてみよう(1682) [過去問解析]
1682. 一般的な病室における冬季の湿度で適切なのはどれか。
1.約10%
2.約30%
3.約50%
4.約70%
正解(3)
[解説]冬場の適正湿度は50%前後とされています。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]不快指数とは、どの季節の蒸し暑さを数量的に表した指数か。
イ.春
ロ.夏
ハ.秋
ニ.冬 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「ボディメカニクス」でした。
過去問を考えてみよう(1681) [過去問解析]
1681. 動作を安定させるために行うのはどれか。
1.重心位置を低くする。
2.足を閉じた姿勢にする。
3.底が滑らかな素材の靴を履く。
4.重心線を支持基底面の中心より遠くする。
正解(1)
[解説」足を閉じれば不安定になり、靴底が滑らかの素材であれば滑りやすくなり、重心線が支持基底面の中心より遠くなれば、やはり不安定になり、2,3,4は×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]人間の体を機械として考え、その特徴を明らかにする学問をなんというか。
イ.ボディランゲージ
ロ.ボディビル
ハ.ボディメカニクス
ニ.ボディピアス 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「下痢」でした。
過去問を考えてみよう(1680) [過去問解析]
1680. 成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
1.左側臥位
2.半側臥位
3.仰臥位
4.坐位
正解(4)
[解説]重力を考えれば、坐位が最も胃食道逆流を防ぐと思われます。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]胃食道逆流症の症状と思われないのはどれか。
イ.下痢
ロ.胸やけ
ハ.呑酸
ニ.咳嗽 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~二のすべて」でした。
過去問を考えてみよう(1679) [過去問解析]
1679. 骨髄抑制が出現するのはどれか。
1.麻薬
2.利尿薬
3.抗癌薬
4.強心薬
正解(3)
[解説]骨髄抑制をきたす薬剤と言えば、抗癌薬です。抗癌薬は分裂・増殖のさかんな癌細胞に働く作用がありますから、同様に分裂・増殖が盛んな骨髄細胞にも影響が及ぶわけです。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]骨髄抑制による症状を選べ。
イ.易感染
ロ.貧血
ハ.皮下出血
二.血尿
ホ.イ~二のすべて 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、二の「ロベルト・コッホ」でした。
過去問を考えてみよう(1678) [過去問解析]
1678. 感染症の潜伏期間で最も長いのはどれか。
1.インフルエンザ
2.結核
3.ノロウイルス性胃腸炎
4.流行性耳下腺炎
正解(2)
[解説]結核の潜伏期間は半年~2年とされています。インフルエンザは1~4日間、ノロウイルス性胃腸炎は24~48時間、流行性耳下腺炎は2~3週間の潜伏期間があると言われています。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]結核菌を発見したのは誰か。
イ.北里柴三郎
ロ.ルイ・パスツール
ハ.志賀潔
二.ロベルト・コッホ 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~二のすべて」でした。
過去問を考えてみよう(1677) [過去問解析]
1677. 鮮紅色の下血が見られた時の出血部位で正しいのはどれか。
1.胃
2.食道
3.直腸
4.十二指腸
正解(3)
[解説]上部消化管からの場合は黒色便で、鮮紅色の場合は直腸や肛門からとなります。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]タール便の原因となりうるのはどれか。
イ.食道炎
ロ.食道静脈瘤破裂
ハ.胃潰瘍
二.胃癌
ホ.イ~二のすべて 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「貧血」でした。
過去問を考えてみよう(1676) [過去問解析]
1676. チアノーゼで増加しているのはどれか。
1.血中酸素分圧
2.還元ヘモグロビン
3.酸化ヘモグロビン
4.血中二酸化炭素分圧
正解(2)
[解説]チアノーゼは血中の酸素が不足して生じる病態です。血中の酸素が不足すると、ヘモグロビンの中で酸素と結合していない還元ヘモグロビンが増えることになります。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]チアノーゼが起きにくいのはどれか。
イ.貧血
ロ.多血症
ハ.低血圧
二.高血圧 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、二の「消化酵素は含まれない」でした。