過去問を考えてみよう(1926) [過去問解析]
1926. 平成28年(2016年)の国民生活基礎調査で、男性の有訴者の症状が最も多いのはどれか。
1.腰痛
2.もの忘れ
3.体がだるい
4.目のかすみ
5.手足の関節が痛む
正解(1)
[解説]平成28年の国民生活基礎調査によると、男での有訴率が最も高いのは「腰痛」、次いで「肩こり」、「せきやたんが出る」となっています。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]平成28年の国民生活基礎調査で、女性での有訴率が最も高いのはどれか。
イ.腰痛
ロ.手足の関節が痛む
ハ.体がだるい
ニ.肩こり 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「好中球」でした。
過去問を考えてみよう(1925) [過去問解析]
1925. 細菌感染による急性炎症で最初に反応する白血球はどれか。
1.単球
2.好酸球
3.好中球
4.好塩基球
5.リンパ球
正解(3)
[解説]細菌感染でその処理で中心的な役割を果たすのは好中球とされています。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]一般に白血球の中で、最も多いのはどれか。
イ.リンパ球
ロ.好中球
ハ.好塩基球
ニ.好酸球
ホ.単球 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「5~15度」でした。
過去問を考えてみよう(1924) [過去問解析]
1924. 皮下注射で適切なのはどれか。
1.注射部位を伸展する。
2.注射針は18~20Gを使用する。
3.針の刺入角度は45~90度にする。
4.皮下脂肪が5mm以上の部位を選択する。
正解(4)
[解説]皮下注射の場合、皮膚を持ち上げると刺しやすいので、1は×。注射針は23~25Gを使うことが多く、2は×。刺入角度45~90度は筋肉注射なので、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]皮内注射の針の刺入角度はどれか。
イ.5~15度
ロ.10~30度
ハ.15~20度
ニ.45~90度 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「蛇行帯」でした。
過去問を考えてみよう(1923) [過去問解析]
1923. 包帯の巻き方別冊(No.2)を別に示す。環行帯の巻き方で正しいのはどれか。
1.A
2.B
3.C
4.D
正解(1)
[解説]Bは亀甲帯、Cは折転帯、Dは螺旋帯で2,3,4は×。環行帯とは、同じ場所に重ねて巻いていくやり方であり、正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]副木などを固定するときに用いられる包帯法はどれか。
イ.環行帯
ロ.亀甲帯
ハ.蛇行帯
ニ.麦穂帯 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「骨」でした。
過去問を考えてみよう(1922) [過去問解析]
1922. 胃がんのVirchow(ウイルヒョウ)転移が生じる部位はどれか。
1.腋窩
2.鼠径部
3.右季肋部
4.左鎖骨上窩
正解(4)
[解説]ウイルヒョウ転移とは、左鎖骨上窩にあるリンパ節への転移のことです。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]前立腺癌が転移しやすいのはどこか。
イ.肺
ロ.骨
ハ.肝臓
ニ.脳 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「シムス位」でした。
過去問を考えてみよう(1921) [過去問解析]
1921. 経鼻経管栄養法を受ける成人患者の体位で適切なのはどれか。
1.砕石位
2.半坐位
3.腹臥位
4.Sims(シムス)位
正解(2)
[解説]経鼻経管栄養時の成人患者の体位は、上半身を45度挙上あるいは坐位がよいので、正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]妊娠中期以降の妊婦の安楽体位として用いられることのあるのはどれか。
イ.シムス位
ロ.半坐位
ハ.砕石位
ニ.仰臥位 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「心房細動」でした。
過去問を考えてみよう(1920) [過去問解析]
1920. 直流除細動器の使用目的はどれか。
1.血圧の上昇
2.呼吸の促進
3.洞調律の回復
4.意識レベルの回復
正解(3)
[解説]直流除細動器は、心筋の収縮・弛緩のリズムを正常に戻すための医療機器なので、正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]心房内に血栓をつくり、脳梗塞の原因となる不整脈はどれか。
イ.心房性期外収縮
ロ.心室性期外収縮
ハ.完全房室ブロック
ニ.心房細動 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「バイオハザード」でした。
過去問を考えてみよう(1919) [過去問解析]
1919. 滅菌物の取り扱いで正しいのはどれか。
1.鉗子の先端は水平より高く保つ。
2.鑷子の先端を閉じた状態で取り出す。
3.滅菌パックはハサミを用いて開封する。
4.滅菌包みは布の内側の端を手でつまんで開く。
正解(2)
[解説]鉗子の先端は下向きにして取り出すので、1は×。滅菌パックは手で開封するので、3も×。滅菌包みは鑷子で開くので、4は×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]有害な生物による危険性を何と呼ぶか。
イ.バイオハザード
ロ.バイオセーフティー
ハ.バイオセキュリティ
ニ.バイオメディカル 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「ヒートショック」でした。
過去問を考えてみよう(1918) [過去問解析]
1918. 陰部洗浄に使用する湯の温度で最も適切なのはどれか。
1.30~31℃
2.34~35℃
3.38~39℃
4.42~43℃
正解(3)
[解説]陰部洗浄に使用する湯の温度は、皮膚温よりやや高く、ぬるめ程度がよいので、正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]急激な温度の変化によって血圧が大きく変動し、何らかの健康障害を起こすのを何と言うか。
イ.ヒートアイランド
ロ.熱中症
ハ.ヒートショック
ニ.熱疲労 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「唾液分泌亢進」でした。
過去問を考えてみよう(1917) [過去問解析]
1917. 誤嚥しやすい患者の食事の援助で適切なのはどれか。
1.食材は細かく刻む。
2.水分の摂取を促す。
3.粘りの強い食品を選ぶ。
4.頸部を前屈した体位をとる。
正解(4)
[解説]細かく刻むと、食材がバラバラになり、誤嚥の原因となりやすく、1は×。さらっとした水は誤嚥しやすく、2は×。粘りが強いと嚥下がしにくく、3は×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]高齢者の加齢による変化で間違っているのはどれか。
イ.唾液分泌亢進
ロ.舌の運動機能低下
ハ.咀嚼能の低下
ニ.味覚の低下 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「120~140/分」でした。