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人体の構造と機能 第12回(組織、臓器・器官、器官系) [人体の構造と機能]

(3)筋組織

A)筋細胞とは?

・筋細胞は、筋組織をつくる細胞ですが……収縮性に富んでいるのが特徴です。

・筋細胞は長~く伸びているので、筋線維とも呼ばれます。

B)筋組織の分類

・筋線維を構造で分けると……平滑筋、横紋筋に分類されます。

C)平滑筋

・平滑筋は、胸部食道以下の消化管や血管、身体に内臓される器官の壁にあり、平滑筋細胞(線維)からなるものです。そして、自分の意志で動かすことができない不随意筋です。

D)横紋筋

a)骨格筋

・骨格筋や軟骨に付着して、能動的な運動を行う際に機能し、自分の意志で動く随意筋です。

・骨格筋は骨格筋細胞(線維)からなり、結合組織とともに集まってできています。

・骨格筋の筋線維は長軸に対し直角方向に走る横紋が見えるため横紋筋といわれます。

横紋筋.png

・筋線維(細胞)の中(胞体)には筋原線維があり、これが収縮性要素となっています。

b)心筋

・心臓の筋層にあるのが心筋ですが、これは骨格筋と同じ横紋筋なのですが……自分の意志で動かせない不随意筋です。ちょっと想像してみればわかりますよね。

・心筋細胞が縦方向につながったものを心筋線維と呼びます。


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