過去問を考えてみよう (152) [過去問解析]
152 日本の平成21年(2009年)の人口動態統計における悪性新生物に関する記述で正しいのはどれか。 (2013年午後出題)
1. 死因別順位は第2位である。
2. 年間死亡者数は約80万人である。
3. 部位別にみた年齢調整死亡率は、男性では胃が最も高い。
4. 部位別にみた死亡者数は、気管、気管枝及び肺が最も多い。
正解 (4)
[解説] 平成21年の死因の1位は悪性新生物、2位は心疾患、3位は脳血管疾患で、1は×。 年間死亡者数は約34万人で2は×。 部位別にみた年齢調整死亡率は、男性では気管、気管支及び肺が最も高く、3も×。 部位別にみた死亡者数は、やはり気管、気管枝及び肺が最も多いので、正解は4となります。
[補足1] 悪性新生物の死亡者数において、部位別にみたら1970年には圧倒的に胃が多かったのですが、その数字は最近まで横ばいなのに対し、気管、気管枝及び肺は、1970年にくらべ2009年には6倍以上に増えています。
では、次の設問に答えてください。
[設問] 平成24年の人口動態統計での死因を、第1位から4位まで正しく並べたものを選べ。
イ 悪性新生物・心疾患・脳血管疾患・肺炎
ロ 悪性新生物・心疾患・肺炎・脳血管疾患
ハ 悪性新生物・脳血管疾患・心疾患・肺炎
ニ 悪性新生物・肺炎・脳血管疾患・心疾患
正解 (ロ)
2014-06-12 19:48
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