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過去問を考えてみよう(170) [過去問解析]

170 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)について正しいのはどれか。 (2013年午後出題)

 1. パニック障害に対する効果はない。

 2. 抗コリン作用は三環系抗うつ薬よりも弱い。

 3. うつ状態が改善したら直ちに使用を中止する。

 4. 抗うつ効果の評価は投与開始後3日以内に行う。              正解 (2)

[解説] SSRIはパニック障害には効果がみられるので1は×。 うつ状態が改善してすぐに中止するとリバウンドがおきるので3も×。 抗うつ効果の評価には3週間くらいは必要で、3日は早すぎで4も×。 よって、正解は2となります。 

[補足1] SSRIはうつ病、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷性ストレス障害などに投与されます。

  では、次の設問に答えてください。

[設問] SSRIを服用中の患者が身体のふるえ、異常な発汗などを訴える場合、何が疑われるか。

イ パニック症候群

ロ セロトニン症候群

ハ 悪性症候群

ニ 過換気症候群

                     正解 (


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