過去問を考えてみよう(309) [過去問解析]
309 認知行動療法で最も期待される効果はどれか。 (2014年午前出題)
1. 過去の心的外傷に気付く。
2. 薬物療法についての理解が深まる。
3. 物事の捉え方のゆがみが修正される。
4. 自分で緊張を和らげることができるようになる。
正解 (3)
[解説] 認知行動療法とは、精神療法の一つで、ここで言う「認知」とは物事の受け取り方や考え方のことです。 その認知のゆがみを矯正するのが、認知行動療法ということになります。 ですから、正解は3となります。
[補足1] ストレスに襲われているとき、うつ状態にあるときなどは、物事の捉え方にゆがみが生じてしまいます。 そんなときに認知行動療法が役に立つことになります。 うつ病、パニック障害、不安障害、不眠症、摂食障害、統合失調症など多くの精神疾患に効果があると言われています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 認知行動療法の適応となるのはどれか。
イ. アルツハイマー型認知症
ロ. うつ病
ハ. てんかん
ニ. 高血圧症
正解 (ロ)
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