過去問を考えてみよう(404) [過去問解析]
404. 気管内挿巻管中の患者の体位ドレナージの実施について適切なのはどれか。 (2014年午後出題)
1. 実施前後に気管内吸引を行う。
2. 体位ドレナージ後に吸入療法を行う。
3. 自分で体位変換できる患者には行わない。
4. 創部ドレーンが挿入されている場合は禁忌である。
正解 (1)
[解説] 体位ドレナージの前に吸入療法は行うので2は×。 自分で体位交換ができれば積極的に体位ドレナージは行えるので3も×。 創部ドレーンが挿入されていても抜去されないように注意して体位ドレナージは行うので4も×。 正解は1。
[補足] 体位ドレナージは重力を利用して排痰を促進するものですから、痰が溜まっている側を上にして行います。
[参考1] 基礎看護学(22)(診療に伴う技術) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-05-27
次の設問に挑戦してください。
[設問] 排痰を促進するために呼気に合わせて胸郭を圧迫する方法はどれか。
イ. スクイージング
ロ. バイブレーション
ハ. ハフィング
ニ. タッピング
正解 (イ)
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