過去問を考えてみよう（634）

634．　日本国内から排除されておらず、ワクチンの2回接種を推進している感染症はどれか。　　（2012年午後出題）

１．　麻疹（measles）

２．　破傷風（tetanus）

３．　ジフテリア（diphtheria）

４．　急性灰白髄炎（poliomyelitis）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（１）

[解説]　破傷風、ジフテリア、急性灰白髄炎は接種は4回（初回3回、追加1回）。　で、正解は１。　

［補足１］　4種混合ワクチンは破傷風、ジフテリア、急性灰白髄炎、百日咳の4種類で、3種混合ワクチンはジフテリア、百日咳、破傷風の3種類となっています。4種混合ワクチンは2012年11月に導入されています。

［補足2］　推奨されるワクチンの接種回数はＢ型肝炎ワクチンが3回（追加１回含め）、ヒブワクチンが4回（追加1回含め）、小児用肺炎球菌ワクチンが4回（追加1回含め）、ＢＣＧワクチンが1回、麻疹風疹ワクチンが2回、おたふくかぜワクチンが2回、水痘ワクチンが2回などとなっています。

次の設問に挑戦してください。

［設問］　三種混合ワクチンに入っておらず四種混合ワクチンに入っているのはどれか。

イ．　肺炎球菌ワクチン

ロ．　不活化ポリオワクチン

ハ．　Ｂ型肝炎ワクチン

ニ．　おたふくかぜワクチン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正解　（ロ）

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