過去問を考えてみよう(661) [過去問解析]
661.Aさん(78歳、女性)は、脳梗塞を発症し入院治療した後、回復期リハビリテーション病棟に転棟した。 担当の理学療法士は、Aさんは早く自宅に帰りたいと熱心に歩行練習をしていると話していた。 転棟後、1週を経過したころから、Aさんは疲労感を訴えて病室で臥床していることが多くなった。 理学療法後の血圧と脈拍とに変動はみられない。 肝機能と腎機能に異常はない。 Aさん、看護師および担当の理学療法士で検討する内容として最も適切なのはどれか。 (2012年午後出題)
1. 運動強度の軽減
2. 家事動作練習の追加
3. 翌日の理学療法の中止
4. 病棟での歩行回数の増加
正解 (1)
[解説] 張り切り過ぎてリハビリテーションが過剰になっていると思われます。 正解は1。
[補足] 予防医学において、リハビリテーションは三次予防になります。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 予防医学において第三次予防に入るのはどれか。
イ. 予防接種
ロ. 健康診断
ハ. 健康への啓発事業
ニ. リハビリテ―ション
正解 (ニ)
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