過去問を考えてみよう(919) [過去問解析]
919. 下垂体ホルモンの分泌低下により生じるのはどれか。2つ選べ。
1.性早熟症
2.低身長症
3.先端巨大症
4.Sheehan〈シーハン〉症候群
5.Cushing〈クッシング〉症候群
正解(2,4)
[解説]性早熟症は性腺刺激ホルモンの分泌亢進が原因となるので1は×。 先端肥大症は成長ホルモンの過剰分泌が原因なので3も×。クッシング症候群は副腎皮質刺激ホルモンの過剰分泌が原因となるので5も×。正解は2と4。
[補足]低身長症は成長ホルモンの分泌低下、シーハン症候群は、出産時の大出血によって下垂体前葉に壊死が起きて、下垂体の機能不全が生じるものです。
次の設問に挑戦してください。
[設問]出産時に下垂体前葉に虚血性の壊死が起き、産後に乳汁分泌不全や無月経などがみられるのはどれか。
イ.クッシング症候群
ロ.シーハン症候群
ハ. ウエルナー症候群
二.ダウン症候群 正解(ロ)
コメント 0