過去問を考えてみよう(2087) [過去問解析]
2087. 成人期早期に、見捨てられることに対する激しい不安、物質乱用や過食などの衝動性、反復する自傷行為、慢性的な空虚感、不適切で激しい怒りがみられ、社会的、職業的に不適応を生じるのはどれか。
1.回避性人格〈パーソナリティー〉障害
2.境界性人格〈パーソナリティー〉障害
3.妄想性人格〈パーソナリティー〉障害
4.反社会性人格〈パーソナリティー〉障害
正解(2)
[解説]回避性では「失敗や他者からの否定的感情が極度に怖くなる」のが特徴で、1は×。境界性では「他者に対する不信感や猜疑心が異常に強くなる」のが特徴で、3は×。反社会性では「罪悪感なく、反社会的行為をとってしまう」のが特徴で、4も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]「周りから、注目されていたい」と思い、注目を集めるために人をだましたりする傾向のある人格障害はどれか。
イ.反社会性人格障害
ロ.統合失調型人格障害
ハ.強迫性人格障害
ニ.演技性人格障害 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「アミトリプチリン」でした。
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