人体の構造と機能 第14回(消化器系の構造と機能) [人体の構造と機能]
2)臓器・器官
・いくつかの組織が集まって、ある特定の機能を果たすのが臓器・器官(organ)ということになります。心臓、肺、胃、眼、肝臓、腎臓、膵臓などいずれもそうです。
3)器官系
・系統だって働くいくつかの器官が集まったものを一つのシステムとして器官系(system)と呼びます。たとえば、口から食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門……それに消化酵素を分泌する肝臓、膵臓、胆嚢などまで含めて消化器系ということになります。呼吸器系、脳神経系、循環器系なども同じです。
5.消化器系の構造と機能
1)概念
・細胞が生命活動を維持するためには、細胞の部品の材料と活動に要するエネルギー(ATP)の原料が不可欠となります。そのためには、栄養素を身体に取り入れる必要があるのですが、その役割を担っているのが消化器系ということです。
・消化器系では、食物の摂取、消化、吸収、残渣の排泄が行われます。
・構成するのは、口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、直腸、肛門までの管状の臓器と、肝臓、膵臓、胆嚢などの消化酵素を産生・分泌する臓器です。
人体の構造と機能 第32回(循環器系の構造と機能)へ ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-03-08-3
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