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過去問を考えてみよう (136) [過去問解析]

136 グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。 (2013年午後出題)

 1. 立位

 2. 側臥位

 3. 仰臥位

 4. シムス位

                                 正解 (1)

[解説] 浣腸の体位で直腸穿孔を起こしやすいのは立位です。 よって正解は1です。 

[補足1] 立位のときは、直腸の形が変わり、直腸の横ヒダに浣腸のカテーテルがぶつかりやすくなるため、傷がつきやすく、穿孔の原因になるといわれています。 左側臥位が、浣腸時の一般的な体位となっています。 浣腸液の温度は38~40℃程度、挿入の深さは5~8cm程度とします。 10cm以上の挿入は腸管穿孔の原因となります。

  では、次の設問に答えてください。

[設問] グリセリン浣腸を施行する際、浣腸液の温度と挿入の深さはどれくらいが適当か。 正しい組み合わせを選べ。

イ 35~37℃、5~8cm

ロ 38~40℃、5~8cm

ハ 35~37℃、10~15cm

ニ 38~40℃、10~15cm

                     正解 (


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