過去問を考えてみよう (159) [過去問解析]
159 成人の腸骨の骨髄穿刺で適切なのはどれか。 (2013年午後出題)
1. 穿刺前6時間は絶食とする。
2. 穿刺は仰臥位で行う。
3. 穿刺時は深呼吸を促す。
4. 穿刺後、穿刺部位は圧迫止血する。 正解 (4)
[解説] 骨髄穿刺では、絶食の必要性は低く1は×。体位は側臥位または腹臥位なので2も×。穿刺時は深呼吸をすれば体位が変わりやすいのでダメ、よって3も×。 正解は4となります。
[補足1] 骨髄穿刺は、胸骨の場合は仰臥位で、前腸骨稜の場合は側臥位、後腸骨稜の場合は腹臥位となっています。
[参考] 小児看護学(25)(さまざまな状況にある子供と家族への看護) ⇒http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-09-21
では、次の設問に答えてください。
[設問] 小児の骨髄穿刺で、一般に使われる部位はどこか。
イ 胸骨
ロ 腸骨
ハ 坐骨
ニ 大腿骨
正解 (ロ)
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