過去問を考えてみよう(296) [過去問解析]
296 Aさん(75歳、男性)は、1人で暮している。Aさんは、耳鳴りが気になり耳鼻科を受診したところ、老人性難聴と診断された。Aさんは、医師から補聴器の使用を勧められたが「どうせ1人で誰とも話さないから必要ない。生活していて不便なことはないと言う。Aさんへの説明として適切なのはどれか。 (2014年午前出題)
1. 「難聴は治りますよ」
2. 「文字盤を利用しましょう」
3. 「一度補聴器を試してみましょう」
4. 「聞えないとますます孤立しますよ」
正解 (3)
[解説] 1は無責任な言葉で×。 2は構音障害が高度な場合に利用するもので×。 4は脅しが含まれ、反発される可能性もあり×。 よって正解は3となります。
[補足1] 老人性難聴は、加齢が原因でおこる聴覚障害のことで、高音域で顕著です。
[参考] 設問が類題となっています。 ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2014-07-25
次の設問に挑戦してください。
[設問] 加齢が原因とされないのはどれか。
イ. 味覚低下
ロ. 嗅覚低下
ハ. 難聴
ニ. 近視
正解 (ニ)
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