過去問を考えてみよう(432) [過去問解析]
432. 健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。 (2014年午後出題)
1. サービス対象は65歳以上である。
2. 介護支援専門員がケアプランを作成する。
3. 末期の悪性腫瘍の療養者への訪問回数に制限はない。
4. 特定疾患医療受給者証を持っている者は自己負担額1割である。
正解 (3)
[解説] 健康保険法では40歳未満でも医師が必要性をみ止めた時は可能となるなどで、1は×。 介護支援専門員がケアプランを作成できるのは介護保険法によるもので、2も×。 特定疾患医療受給者証を持つものの負担額は所得によるので4も×。 正解は3。
[補足] 介護保険の第2号被保険者(40歳から64歳未満)で、要介護認定を受けることができる疾患として、癌末期、関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、後縦靭帯骨化症、初老期における認知症、骨折を伴う骨粗鬆症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、脊柱管狭窄症、早老症、多系統萎縮症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、脳血管疾患、閉塞性動脈硬化症、慢性閉塞性肺疾患、両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症があげられています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 介護保険法での訪問看護を受けられないのはどれか。
イ. 筋萎縮性側索硬化症の50歳の男性
ロ. 癌末期の41歳の女性
ハ. 多発性硬化症の38歳の女性
ニ. 後縦靭帯骨化症の40歳男性
正解 (ハ)
コメント 0