過去問を考えてみよう(433) [過去問解析]
433. Aさんは、1人で暮している。 血管性認知症(vascular dementia) があり、降圧薬を内服している。 要介護1で、週3回の訪問介護と週1回の訪問看護を利用している。 最近では、Aさんは日中眠っていることが多く、週1回訪ねてくる長男に暴言を吐くようになっている。 Aさんの長男の話を傾聴した上で、訪問看護師の長男への対応で最も適切なのはどれか。 (2014年午後出題)
1. ディサービスの利用を提案する。
2. Aさんを怒らせないように助言する。
3. Aさん宅に行かないように助言する。
4. 薬の内服介助をするように提案する。
正解 (1)
[解説] 怒らせないように助言は長男への精神的負担を増すだけなので2は×。 Aさん宅に行かないようにとはトンでも助言で3も×。 薬の管理はする必要があるかもしれないが、内服介助は不要と思われ、4も×。 正解は1。
[補足] ディサービスとは、施設に入所することなく、日中に日帰りで利用する通所介護サービスのことです。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 介護保険のデイサービスの利用者負担は何割か。
イ. 1割
ロ. 2割
ハ. 3割
ニ. 4割
正解 (イ)
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