過去問を考えてみよう(593) [過去問解析]
593. Aさんは入院し、子宮収縮抑制薬の点滴静脈注射が開始された。 入院翌日の朝、1時間に2,3回の不規則な子宮収縮はあるが痛みはない。 性器出血はない。 子宮口は閉鎖している。 体温37.1度。 脈拍88/分、整。 血圧130/76mmHg。 この時点の看護計画として最も適切なのはどれか。 (2012年午前出題)
1. 食事は流動食とする。
2. 清潔ケアは清拭とする。
3. 排尿は毎回導尿とする。
4. 血圧を継続モニタリングする。
正解 (2)
[解説] 流動食の必要はなく1は×。 導尿の必要もなく3も×。 現時点で血圧のモニタリングも必要なく4も×。。 正解は2。
[補足] 子宮口が開きやすい場合、子宮頸管無力症といい、子宮口が開大して流産することがあるので、子宮頸管宝縫縮術が施行されることがあります。
[参考] 母性看護学(19)(ハイリスクな状況にある人々の看護) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-10-30
次の設問に挑戦してください。
[設問] 子宮頸管無力症で行われる子宮頸管縫縮術の術式はどれか。2つ選べ。
イ. マクドナルド法
ロ. シロッカー法
ハ. ビルロート法
ニ. ウィップル法
ホ. マイルズ手術
正解 (イ、ロ)
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